会議・ファシリテーションの書籍を紹介します。




あたりまえだけどなかなかできない説明のルール |鶴野 充茂

あたりまえだけどなかなかできない説明のルールあたりまえだけどなかなかできない説明のルール
鶴野 充茂
明日香出版社 刊
発売日 2006-02
価格:¥1,365(税込)




ひとつふたつ選んで実践してみたい 2006-07-20
コミュニケーション技法について、ランダムにあたってみたうちの一冊。

著者はコミュニケーションを専門とするコンサルティング会社の代表で、
売り文句は「自己演出コミュニケーション」だそうだ。

見開き2ページに「説明のルール」を1トピック配し、
全部で101のルールを提示している。たとえば、

■ルール06:聞かれる以上の情報を用意しておこう
■ルール16:短く話すようこころがけよう
■ルール31:先に言い訳するのはやめよう

といった具合である。

内容的には、
1)説明の構成
2)説明の仕方
3)有効な表現形式
4)説明の環境づくり
の4つに大別でき、おおよそこの順番で配置されている。

しかし特段のカテゴライズはされておらず、
101個の経験則がただ羅列されているのみで、
コミュニケーション技法の体系とか理論といった整理はされていない。
が、そのぶん個別の説明は具体的で、
ひとつひとつの指摘には心当たりのあるものが多い。

人と意思を疎通するのは本当に難しい。
理論は理論として置くとして、何かコツのようなもの、
実践的なテクニック、自分なりの必殺技といったものを、
ひとつやふたつは普段から意識的に磨いておいたほうがよい。
本書は、そのひとつふたつの何かしらの気づきを得る、という読み方に適している。

ちなみに筆者がピックアップしたのは、次の2つ。

■ルール1:説明の3大ポイント(何の話か、なぜ今か、どうしてほしいのか)を押えよう
■ルール100:普段からどうでもいい相談をして(親近感を醸成して)おこう

これを必殺技とすべく、意識的に磨いていこうと思う。


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この記事は2006/12/7に作成しました。

【ファシリテーションとは】
グループがゴールに向かって進むように、中立的な立場から支援を行う技術。

facilitationとは、容易にする、円滑にする、促進するという意味。

ファシリテーションの技術は、会社における会議のための技法ととらえられることが多い。

ファシリテーションの基本技術としては、

●質問する、発言を引き出す、要約する
●傾聴する、意見を引き出す
●記録する
●意見を調整する
●共有化する、意思決定する、プロセス思考

などが挙げられる。




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