問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座 |堀 公俊
東洋経済新報社
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分かりやすい解説書
ファシリテーションを行うためのノウハウが満載【私の評価】★★★★☆
■著者紹介・・・堀 公俊(ほり きみとし)
1960年生まれ。組織コンサルタント、
日本ファシリテーション協会会長。
1984年より精密機器メーカーにて経営企画やマーケティングに
従事。1995年より「日本ファシリテーション協会」を設立。
●昔から会社では会議があったわけで、
その会議をうまくまとめる技術がファシリテーションとして
まとめられているのは素晴らしいと思います。
●会議はほっておくと、分散したり、あっちに行ったり、
ぐちゃぐちゃになったり、結論がでなかったりするものです。
そうしたときに、論点を明確にして、
参加者のホンネを出させ、整理していくのがファシリテーターの
役目なのです。
・トップの影武者として組織を動かすのが参謀の務めではなく、
組織の潜在力を引き出し問題解決を促進させるのが、
本来の姿なのである。(p1)
●本書では、半分が技術論、半分がエクササイズ(具体例)と
なっており、エクササイズ(具体例)があることで、
こういう場面で使えるな!と理解できる内容になっています。
●より高い視点で見る、プロセスで見てみる、
事実と意見をわける、対立の原因を明らかにする・・・
こうした技術が、その場面場面で適切に使えるように
なれば、素晴らしいと思いませんか?
●一度読んだだけではとても身につけることができないくらい
充実した一冊です。
本で学びながら、実践で学ぶ。それを繰り返しながら、
より良い会議ができるようにしたいものです。
何度も読み返したい本でしたので、★4つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・整理するという行為は、本棚だろうが議論だろうが、やり方は
まったく変わらない。「似たものをひと固まりにする(組織化)」
「固まり同士を分ける(分類化)」を同時に行うのである。(p96)
・論点の優先順位を決めていこう。その際に次の三つの留意点がある。
ポイント1:一度にひとつのことしか議論しない。
ポイント2:目的達成までのプロセスをイメージして論点を並べる。
ポイント3:論点の優先順位を固定して考えない。(p102)
・改革派と抵抗派・・・改革派も抵抗派も主張する方向は違うものの、
ともに組織の存続と発展を願う同志であることを気づかせるように
していきたい。そのためには、お互いの目的は何なのかをあらためて
問い、一致できる上位目標を見つけさせることである。(p199)
▼引用は、この本からです。
「問題解決ファシリテーター」堀 公俊、東洋経済新聞社(2003/2)¥2,310
【私の評価】★★★★☆
読んでいただきありがとうございました!

